甲斐です。

人が文章を書くということは
「誰かに読んでもらう」という前提があります。

基本的に文章をどのように書こうと、書き手側の自由です。

ただ、読み手に文章の内容を分かりやすく、
きちんと伝えるべきことを伝えるためには、
少なからず順序というものがあります。

いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どうしたか。

その順序がバラバラだと本来の目的が分かりにくくなり、
読み手に伝えたかったことが伝わらないおそれがあります。

それは架空の物語、小説、ブログ、メールマガジン、など、
どんな文章を書く場合にも共通しています。

ただし、その文章の「目的」によって、
”効果的”な文章構成は全然違います。

自身の体験を伝えたい文章なのか。

客観的な見解を述べる文章なのか。

ストーリー性豊かで感情的な文章。

事実と根拠に基づいた論理的な文章。

それぞれ使い分けが必要なことは明白です。

そして、その「目的」に適した文章構成を知らずして
細かいスキルやテクニック云々は大して役に立ちません。

今回はそんな「文章構成」について解説していきます。

目的別で効果的な文章構成とは。〜起承転結と序破急と2段構成〜

まず、一言で「文章構成」と言っても、
映画の脚本、論文、広告文、など、
それぞれの文章には「目的」があります。

当然、それぞれに適した構成があります。

映画の脚本ならストーリーテリング。

論文ならパラグラムライティング。

広告文ならコピーライティング。

という感じで、文章を引き立てるスキルやテクニックとは違い、
目的毎に文章構成は基本的なパターンがあります。

ただ、一概に「これだけ知っておけば大丈夫」というものではなく、
その時と場合によって的確な使い分けが必要になります。

例えば、架空の物語や、小説など、

「ストーリー性のある”感情的な文章”」

に適している文章構成と、

ブログのレビュー記事や、事実に基づいた説明、解説など、

「事実によって展開される論理的な文章」

に適している文章構成は全然違います。

その両方を知り、
どんな文章にも対応できるのがベストだということです。

そこで、今から代表的な三つの文章構成を解説していきます。

  • 起承転結(4段構成)
  • 序破急(3段構成)
  • 2段構成

上記の基本的な文章構成です。

起承転結(4段構成)

「起承転結」は最も代表的な文章構成の一つです。

おそらく、「文章構成」と聞いた大半の人が
真っ先に思い浮かべるほど一般的な構成なのではないでしょうか。

細かい定義や解釈は人それぞれ違うので割愛しますが、
文章の展開や構成を「起・承・転・結」の4段構成にする方法です。

「起承転結」は小中学校で習う「作文技法」でもありますね。

具体的には以下のように4つの句を分類します。

  1. 起:冒頭文、物語の導入部、全体概要説明
  2. 承:「起」を掘り下げたより具体的な解説、「転」へ繋ぐ前置き
  3. 転:「起・承」と関係ない内容、物語の転機、最も盛り上がる展開
  4. 結:全体を締めくくる、「転」でどうなったのか結末を述べる

この「起承転結」は物語や小説のような文章に適しています。

反対に、論理的な説明や解説を求められる文章には適していません。

その理由としては、そもそも論理的な説明や解説は
「結論」から書き始めるのが一般的であるため、
小論文やレポート的な”ストーリー性のない文章”は
「起・承」の流れから「転」で盛り上げる必要がないからです。

「起承転結」の基本的な使い方として、
全体を「起・承・転・結」の4段落でまとめる以外にも、
起の起、起の承、起の転、起の結、承の起、承の承、承の転、承の結、など、
さらに文章を細かく分けて構成することができます。

ただ、あまりに細かくしすぎてしまうと、
”くどい印象”になりやすいので注意が必要です。

序破急、三幕構成(3段構成)

起承転結が4段構成なのに対して、
3段構成なのが「序破急」になります。

「序破急」はその元をたどると
日本の雅楽の舞楽から出た伝統的な一つの概念です。

西洋音楽の「楽章」に相当します。

今では「序破急」と同義語の「三幕構成」が
映画や映像の脚本構成では、国際的に主流な構成になっており、
同様に文章構成における「3段構成の概念」として用いられています。

具体的には以下の3つの部に分かれます。

  1. 序:ゆっくり始まる、序論、冒頭文、物語の導入部、全体概要説明
  2. 破:スピードがつく、本論、展開部、具体的な内容や主張
  3. 急:急激に終わる、結論、全体を締めくくる、結末を述べる

「序破急」と「起承転結」の違いは、
「転」の有無にあります。

「起承転結」は「転」で最大の盛り上がりを見せることで、
「結」に向かって徐々に収束していく構成になっています。

一方、「転」が無い「序破急」の場合は、
「急」で一気に畳み掛けるような構成になっています。

したがって、「起承転結」と比べて、
「序破急」は意外性の高い結末の文章に仕上がります。

「序破急」と「起承転結」は、
どちらも緩急があり、物語や小説向けの文章構成です。

つまり、あまり論理的な説明や解説には向いていないということです。

ちなみに「起承転結」は、
「起・承」の文章を「転」で覆すことができるので、
主人公が挫折や困難を乗り越えたり、
山あり谷ありの冒険に向いている文章構成です。

「序破急」は終始”一貫性がある文章”に仕上がるので、
最後の結末の意外性で楽しませるような、
ミステリーやホラーに向いている文章構成と言えます。

「序破急」の基本的な使い方として、
全体を「序・破・急」の3段落にまとめる以外にも
序の序、序の破、序の急、破の序、破の破、破の急、など、
さらに細かい文章を細かく分けて構成することもできます。

ただ、「序破急」によって構成された文章の面白さは
手短にまとめられた「急」の結末部分にあります。

なので、読み手側に長ったらしく感じられたり、
最後の最後でダラつかないように注意が必要です。

2段構成

「2段構成」は最初に「事実(体験・事例)」を示し、
次に「意見」や「感想」を述べるという文章構成です。

「序論・前置き+本論」というパターンは、
短い文章によく用いられる展開だと思います。

例えば、

「今日はクラシックのコンサートに行ってきた。」

「生まれて初めて聞くオーケストラの生演奏は想像以上の迫力だった。」

これだけでも「2段構成」は十分成り立っています。

「2段構成」は特に小難しいことを考えることもなく、
感情的な文章と論理的な文章に対応できるので、
最も使いやすくポピュラーな文章構成だと思います。

勿論、Webライティングにも応用しやすく、
アフィリエイトのレビュー記事など、
商品を紹介する文章にも適していると思います。

例えば、ブロガーのように、

「今日は新発売の美容クリームを使ってみた。」

「開封直後に手に取った感触は意外と固いと感じた。」

「直後、肌に馴染んで吸収された。これは今後の変化が楽しみ。」

こんな文章をもう少し掘り下げて考えればいいわけです。

最後の感想によって3段構成とも取れますが、
「要因と結果」を示しただけの2部構成になっています。

まぁ捉え方によっては、
3段構成でも、2段構成でも書けるということなので、
自分なりの解釈で考えていいと思います。

「2段構成」は何よりも”使いやすい”ので、
当ブログのレビュー記事は2段構成で書くことが多いです。

他のアフィリエイターやブロガーの記事も、
一般的には”2段構成が多い”と思います。

反対に、物語や小説などを書く場合は
2段構成だとストーリーに抑揚がつけにくいので、
「起承転結」や「序破急」の方が適していると思います。

まぁ、2段構成でも書けないことはないですが、
世の中の作家や脚本家が書いている文章を見る限り、
2段構成で書かれていることは少ないと思いますね。

ある意味それが”答え”ですから、
あえて挑戦する必要はないと思います。

勿論、それは「起承転結」や「序破急」で、
論理的な説明や解説をする文章を書く場合も同様です。

とは言え、文章構成は、
絶対に遵守しなければいけないわけではありません。

しかし、大勢の人から支持されている文章は、
最適な構成に沿った内容になっているものが多いのも事実です。

つまり、ただ書きたいことをダラダラ書き連ねるよりも、
文章構成に沿って書いた方がいい結果が生まれるということは、
世間の評価としてある程度は”実証されている”ということです。

あとは、そこにスキルやテクニック云々が加わることで
文章に目を通した読者の反応が大きく変わっていきます。

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